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◆長野移住への思い。今後の活動方針について

ON 2024-04-10

 

改めまして、春から長野へ移住することになりました。

 

「移住」という言葉を使ったのは、なんとなく仕事の都合でとか、やむを得ずということではなくて、今回自分たちで選択した転居だからです。

そもそも⚪︎⚪︎の都合でって言い訳がましくて好きじゃないし、起きる出来事は全部誰かのせいではなくて自分で選択したものだと思えるように生きたいものです。


今回はしばらくの長野暮らしを覚悟していることや、なんだか人生において第二フェーズに突入した感覚があり、第一フェーズの振り返りもかねて、今の心境を書き記したいと思います。


先に事務的なお話、今後の活動方針についてお話させていただき、

後半でなぜ長野なのか?静岡や東京が自分にとってそんな場所であったかなどの振り返り、といった構成でいきたいと思います。

我が子がお昼寝中に、いそげいそげー!とキーボードをカタカタしてるので誤字脱字、多少支離滅裂な文章には目を瞑っていだけると幸いです。



Contents

  1. 今後の活動方針

  2. 長野暮らしを選んだ理由

  3. 私にとっての静岡

  4. ふるさと探しへの第二章

 

  

今後の活動方針


実は、静岡に越してきてからの2年間、あまり大々的に静岡エリアで活動していることを推してこなかったんです。

またすぐに引っ越すことも見込んでいたし、相方が転職を試みていたこともあり、

相方は名古屋へ新幹線通勤、私はたまに東京出張、ということで間をとって静岡に住むことを決めました。

文字通り静岡は通過点として捉えていて、次に住む場所はいったん腰を据えたいね、と話していました。


なので静岡では細々とやっていたつもりなのですが、その中でも新規で見つけてくれた方もたくさんいらっしゃって、前に静岡に住んでいた頃からのリピーターさんとも再会できました。

結婚、出産という転機も迎えた中でも途切れることなく撮影を続けて来れたのは、本当にありがたいことだと感じています。そして、せっかく落ち着いたところでまた静岡を去ることになってしまって申し訳ない気持ちもあります。



今後は、長野拠点で活動しているフォトグラファーですと、堂々と言える(ひそひそやってたわけではないですが笑)ように、長野で家族写真撮ってる人って確かあの人だっけ?と言われるくらいにはなりたいなと思っています。


あと、ご依頼を受けるジャンルとしては、まだまだ七五三やお宮参り、誕生日などのハレノヒが多いのですが、

(「とりあえずみんなやってるみたいだし写真館か出張撮影とやらを頼んでみようか」って思い立つ方が多いジャンルかなと)


なんでもない日の家族の暮らしを写すような"日常写真"というジャンルをもっと前のめりにすすめたい思いもあって。


日常写真という概念が、特に地方だとまだまだ浸透していない気もするので、

私自身がもっと日常写真というものはなんぞや?といったことに真摯に向き合って、できることを増やしたり、伝えたりしていけたらいいのかな、と考えています。


長野の日常写真家さんって言われるくらいになれたら、いいなぁ、、。



そして、

拠点に関わらず、お声がかかる限りは静岡も東京も出張をし続けたいと思ってます。


今まで何度も拠点を移す中で、変わらずずっとリピートしてくださる方がありがたいことにいて、そんなご縁を紡いでくださる方がいる限り、どこへでも出張できるようにしていきたいと思っています。


そもそも距離に関係なく会いたい人には会いに行くというスタンスは、仕事だけでなく普通にプライベートでも大切にしていることです。


私たちが長野行けばいいですね!と言ってくれる方や、これからも家族の節目にはいくたさんにお願いしたいと言ってくれる方もいらっしゃり泣、

そんな温かい人たちとの出会いが私にとっては大きな財産で、この仕事の醍醐味です。



そんなわけで、

さっそく長野県内での新規開拓を試みたいところではありますが、ちょっとづつ、無理なく。


我が子を妊娠し、産後もわりとすぐに仕事復帰してみて改めて感じたのは、

仕事よりも家族で過ごす時間を生活の中心にしたいとうこと、そして自分の体を労わることを何より優先したいという気持ち。


暮らしが落ち着くまでは、

去年のような形で、繁忙期あたりに東京、静岡へ出張して、

長野へ帰ったらのんびり暮らしを整えていく、といったかんじで少しづつ新しいお客様との接点も作っていくスタイルでやっていけたらと考えています。


色々やってみないとわからないことだらけですが、展望としてはこんな感じです。

 ↓


< 出張予定 >


・静岡

歯科矯正に通わないといけない事情あり笑、3〜4ヶ月に1回は帰静します。

今の所、7月頃、11月2日前後に出張予定あります。


・東京

年に数回、繁忙期中心にまとまって出張します。

今の所、5月19日前後、8月最終週あたり、11月10日前後を予定しています。


静岡、東京どちらも1件入れば、募集をかけて、できるだけ1組様あたりの交通費を減らせるよう努めます。

すでにご依頼日程の目処が立っている方は、ぜひお声かけください!


・長野

最初は社宅暮らしですが、次の住まいは持ち家を考えたいし、スタジオ機能を含めた拠点作りもしたい、という展望もあるので、

とりあえずの数年は幅広く(ほんと長野広いなぁ、、)県内を飛び回れたらな〜と思っています。


しかしどうやって見つけてもらえるのだろうか、、!

SNS発信、もうちょいがんばります。汗



長野暮らしを選んだ理由

 


長野へ移住することになった理由、それは相方の転職です。念願の・・・!


前の仕事も、こどもの頃からの夢を叶え、まさに天職といえるものだったのですが、

旅人としての経験を活かせる仕事、より地域や人に根ざした仕事がしたいという思いで、新しいチャレンジができるであろう環境への栄転。


転職活動を本格的に始める前から、家族の将来の選択をするにあたり、ずっと2人で戦ってきたような感覚だったから、まさか本当に長野暮らしをするときがきたとは、、涙

内定通知の電話が海外から帰国した瞬間に届き、なんだかツイてるなっておもいました。



長野には、我々が出会った場所でもある思い入れのある宿があります。

また、私は赤ちゃんの頃から毎年夏に家族で長野へ訪れていて、その夏の思い出が妙にくっきりと自分の胸に美しい景色として刻まれていて、自然に近いところで自営業を営みたいという夢を持つきっかけになった場所も長野です。


何かと縁のある長野に、いよいよ住む。

今まで思い切りよく住まいを変えることは何度もあったけど、こんなにじっくりと新しい住まいに思いを寄せることはなかったかもしれないなぁ。


 

寒くて広大な場所が好きな相方は、日本国内で移住するなら北海道!それかアイスランド。と言っていたくらいですが、まぁまぁ寒い(いやかなり寒い..)長野にこの度は縁があったようです。


自ら長野暮らしを選択したと思いたいけど、やっぱり最後はチャンスが舞い込んできたという感覚。

 

相方と相反して寒いのが大の苦手は私はとにかく冬が恐怖ではありますが、、

せっかく与えてもらった環境を思う存分楽しみたいとおもいます。


長野暮らしについても、時折発信していけたらいいな!

  

私にとっての静岡

 

新卒の頃に駿河区に2年、山暮らしで葵区に1年半、そして今回清水区に2年、といったかんじで合計5年半住んだことになります。


今回は、静岡市の草薙という街に住んでいました。


住まいの環境選びにかなりシビアな相方は、

標高地形図をみて電車通勤できる範囲での最高地点を目指し、向かいの山々の見晴らしをチェック、小川が近くに流れているかどうか、大通りから離れた静かな場所、近くに地場野菜売り場があるかどうか、などスーモ検索の絞り込みにはなかなか載っていないであろうチェックポイントをもとに物件探し。


そんなマニアックな努力のおかげで、とてもよき街に住むことができました。

草薙って、東海道も通っていて昔から人通りが多くあったのだろうけど、今でもその風通しの良さは残っているようで、

長く愛されてきた商店がしっかり土台を固め、センスある新しいお店もポツポツと。ご近所は、2年経ってもまだまだ掘り出し物が見つかる楽しいお散歩コースでした。


この場を借りて(?)、お世話になった人、場所を挙げます。


すっかりお友達として仲良くしてもらった地場野菜売り場の少女の心を持った優しいたっしー、

クセつよだがどんな要望に対しても間違いないセレクトを叩き出す酒屋のおっちゃん、

線路脇に小さな窓をあけて行列を捌く元気いっぱいやきとり屋さん(もう他の焼き鳥が霞んでしまうほど美味い、、つくねが最高)、

離乳食にお豆腐はいいわよとおすすめしてくれる豆腐屋さん(がんもの種類が豊富、キムチとなんこつのやつ最高)、

朝早サラリーマンに愛されるおにぎりや、

柴田恭兵さんの実家な鮮魚店(小さめサイズの刺盛りありがたく、新鮮で種類豊富で、酒飲みにはテーマパークのような場所)、

厳選された本棚の中で、行くたびに自然と欲しい本に巡り会える、セレクトに店主のセンスと愛情がつまった本屋さん、

予算とイメージを伝えると、綺麗に仕上げてくれるお花屋さん、

独特の世界観をもった漫画を描いている和菓子屋さん(和菓子屋さんは美味しい所が他にもいくつもあって、静岡は和菓子屋の宝庫でした)



* * *


街中の「便利」的なこととはちょっと違う、なんでもあるって言っちゃうとチープで、ひとつひとつのお店に確かに血が通っていて愛がある、歴史と個性があるのです。

本当におもしろい街だったな。


草薙に限らず静岡って、ほんと気候もよくておいしいものもあって、便利な街もあって、人もやさしい。

変化を求めなければ一緒住めちゃう場所だなって。居心地が良すぎて出られない。

草薙を拠点にフォトグラファーとしてやっていけたら、色々やりようはあったし、アイデアも膨らんだけど、、

やっぱりそろそろここを出なくちゃ、というか次のステップに進みたいなという思いが沸々と湧き上がってきたタイミングでの転機だったので、寂しさはあるけど思い残しなく静岡を去ることができます。


私にとって、社会人生活の大部分を過ごした静岡はもはやふるさとであり、きっとこれからも帰ってくる場所です。

 

とりあえず山暮らしにとっては致命的な、定期的に新鮮な海の幸を仕入れにくる必要があるので、静岡にはこれからもお世話になるんだと思います。


ありがとう!静岡。


ふるさと探しへの第二章


最後に、少し東京での暮らしについても。


私の生まれ育った場所は、多摩ニュータウンといういわゆるドーナツ化現象の外側、入念に計画して作られただけあってかなり住みよく、自然も豊かで、何不自由なく生活できる場所でした。

小学校も1学年40人ほどの比較的少ない人数で、少年期はズボンを泥まみれにして虫を捕っていたけれど、

一度は都会に憧れて(都内では八王子は田舎と言われる場所でした、、いやいや全然街だけどな!!)、高校、大学で都心をうろちょろするようになり、疲弊。

あまりにも人が人ばかりを相手に競争していて、みんな負けないようにオリジナルな自分自身を見つけられるように無理しているような空気が私には苦しくて、どうにも歯をくしばってしまう場所でした。 

いくら便利でも、洗練されていても、自然が多少あっても、なんか違う。ここじゃない感が抜けませんでした。



出身は?と聞かれれば東京になるのだけど、東京はふるさか?と聞かれると、ふるさと感はどうしても感じられず。


家族がいるから帰ってくる場所ではあるけれど、

ニュータウンには昔ながらの馴染みの商店のような場所は少なく、逆に過剰に作りすぎたものたちが寂しそうに佇むような、高齢化などの面倒な問題を横に置いて、さらに便利さを求めた物質が増え続けていて。

なんだろうなぁ、私の肌感としては東京にはものがちょっと多すぎるんです。あ、あと人が多いのもすごく苦手です。


だからなのか、ずっとずっとじぶんの中での”ふるさと”への羨望は膨らみ、いつかそんなふるさとと言えるような土地に移り住みたいと願い、落ち着くなぁと感じる場所を求めて旅するようになりました。


    
散々あーだこーだ言いましたが、東京はもちろん刺激的でおもしろみもあって、自分の人格形成には少なからず影響を受けた場所であり、最低限の社会適合能力を身につける場所としては住んで良かったのかもしれません。

肩の力を抜くと、あっというまに流されるか、脇道に置いていかれるから、ある一定のルールの中では生きやすい場所なのかもしれません。



社会適合性といえば、じぶんのような世間知らずは、ほんの1年半だけど普通の会社員を経験しておいてよかったとつくづく思います。


新卒ではじめての一人暮らしを静岡で経験し、人や自然のおだやかさんに感激し、ある意味平和ボケして、信じたいと思う間口が広くなったことで勝手に裏切られた気分になったりもしましたが、

ここ数年で人生が非常に前向きに動いていて、ようやく人生の第二章へ移っていけるような感覚があります。



前向きに動いたきっかけは、今の最高な相方と出会えたことが大きいのですが、

結婚前の少々ひねくれていた時期に、自分の弱さと痛いくらい向き合った時期も、きっと今につながる必要な時期だったと思っています。


これからどうやって生きていきたいか自己省察を繰り返して、

私の根底にある軸ってこれだよねという静かな情熱が揺るぎなくなり、

自然と、自分にとって大切なものを身の回りに置けるようになっていきました。


まだまだ迷うことはいっぱいあるけど、何かを選択するときに立ち止まって振り返る場所があるというのはやはり強いのかもしれません。

帰る場所があるから、もっと知らない世界を旅したいと思えるのかもしれません。



長らく心のふるさとが見つからず、どこか不安が残り、生きづらさを感じていたけれど、

ようやく生きやすくなってきたところでの長野移住。


我が子にとっての幼少期の思い出は、長野で、ということになるので、

新天地が私たち家族にとっての、良きふるさととなればいいな。



そして第一子が、小学校へ上がるまでに第三章の見通しも立てていきたいと思ってます。

海外に住むという夫婦で目標としていることもあるので、、本当によく考えていかないとな。


この先、幸せなことだけでなく、たくさんの困難が待ち構えているかもしれないけど、 

30代で丈夫な体の土台をしっかり作って、40代以降健康で過ごせるようにしたい。

そんなふうに先のことを真剣に考えられるようになったのは、母親になったからかな。


じっくり手塩にかけて、我が子も自分自身の心身も育てていきたいです。

引越し準備もまったく進まぬまま、撮影もあと少し残っているので、、

バタバタが続きますががんばります!


最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

みなさまも、あたたかな良き春をお迎えください!

 

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